あすなろ温泉源泉100%(※休業中)

板柳町にある「あすなろ温泉旅館」
多くの温泉ファンを魅了してやまなかった施設ですが、公衆浴場部にある
大浴場天井老朽化や様々な要因が重なり2020年8月をもって休業となりました。
休業するという知らせは当然の如く早々と広まり、その後の家族風呂は営業しているとの
情報も得た段階で、10月に宿泊予約を入れてはいたのですが事態は急変し
8月末で完全休業との情報をプンタさんから得ましたので、急遽とある道具を持って
一時惜別の挨拶に行って参りました。
(女将さんから宿泊キャンセルの電話がこないので確かめに行ったという理由もあります)

プンタさんも書いておりますが、私個人も女将さんとお話した段階での見解は
廃業ではなく無期限の休業という認識ですね。
今の情勢の中では正直どっちに転んでもおかしくはないと思いますが
もし再開(リニューアル)される時があるのならば家族風呂は造ってね!
と強く要望というか願望のお願いをしておきました。

女将さんとそんなやり取りをし、家族風呂道具一式を渡され案内されたのは
「紅月」のお部屋。
かなり久しぶりの利用でしたがこれが後ほど吉となるんです。

家族風呂の部屋は必要最低限のものしかありませんが、あすなろのお湯は
体の温まりが半端ないのでソッコーでエアコンをONにして浴室へ向かいます。

いや~ほんと懐かしい浴室です!
1/4円形ですから大人2人でいっぱいの浴槽と浴室内に充満する
「あすなろアブラ臭」
アブラ臭と言えど、その癖は様々で青森で言うのならば、新屋とあすなろは
完全独自のオンリーワンの香りと言っても過言ではないでしょう。
これでも充分満足度は高いのですが、この日は昔作った夏休みの自由研究というのを
いよいよ実証してみる!という、もしかしたら最初で最後の課題の実践に挑んだわけです。

敢えて詳細は伏せますが、これは温友Hさんが考案した簡易熱交換器の
シドVr(パクリ)です。
あすなろ温泉は源泉温度が高いので、基本加水と同時投入になります。
これをもし源泉100%で入れたらいったいどうなるのあろう?
ここにフォーカスを当てて熱交換器を作って実践しちゃうあたりが、Hさんの凄さでもあり
普通の温泉好きには気付かない領域なんじゃないでしょうかねー。
(何度も言いますが私は内容をパクっただけで、考案はHさんです。)

結論から言うと、私の熱交換器はまだまだ改良の余地があります。
ただ、これを通したあすなろ源泉はすっごいよ!
ニュルニュル浴感+爆発アブラ臭だからね!
噂でしかなかったあすなろ源泉100%、正直驚きましたね~。
限られた時間の中での体験でしたがとても貴重な湯浴みを堪能できました!
これがもし宿泊で夜通し実行出来れば浴槽内全てのお湯が源泉100%に入れ替わっていたでしょう。
残念ながらそれは叶いませんでしたが、熱交換器の改良をしながら
あすなろ温泉の再開を待ちたいと思います!

あすなろ温泉
住所 青森県北津軽郡板柳町大字掛落林字前田140番地1
電話 0172-73-2641
泉質 ナトリウム-塩化物泉
料金 -(無期限休業中)
営業時間 - (無期限休業中)


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