日景温泉(お風呂編)

日景温泉の浴舎(大浴場)は館内左手をぐるっと回った奥に位置します。
(※基本的に撮影禁止ですが、この日はスタッフの方に了承を得て撮影させて頂きました。)
現在の経営者に変わった時点で大きく変わったのが浴室の配置と露天風呂の増設。
そして2つの貸切風呂の増設と、風呂付部屋の特別室を3部屋設けたことでしょうか。
(私が宿泊した時点では完成こそはしておりませんでしたけれども、新たに露天も増設する趣旨の
案内もありましたね。)


まずは大浴場へ。
先にも書きましたが、以前男湯であった広い内湯は女性浴場へ。
それと同時に混浴だった露天は女性専用に変わりました。
逆に男性は以前の小浴場に切り替わり、こちらには新たに露天風呂を増設。
脱衣場や洗面周りもリフォームされた様子でドライヤーも用意されています。

利用した時期が12月下旬の寒い時期でしたので内湯はほぼ湯気モク画像しかありません(^^;)
浴室に入り直ぐ目の前には2連浴槽が並びます。
向かって右側が湯口のある適温浴槽で、隣の浴槽は浅めに作られた寝湯浴槽。



昔から変わらないであろう丸太湯口から注がれるお湯は、日景独特の硫黄臭を伴い
やや青みを帯びた白濁湯で、最初は少しピリリと染み込む印象があるものの
肌に優しく馴染んでくるもので実に心地が良いんです。
ドバドバのオーバーフローとまではいかないのですが、この静かな浴舎で
トドっていると時を忘れるかのようでした。(これもまた宿泊者の特権でもあるでしょう!)

内湯浴槽の反対側両サイドにはシャワー付きカランが数基並ぶ洗い場で
その奥からは新たに設けられた露天へ出ることができます。
瓢箪の様な形の浴槽で、復活した際の湯口とは変更になったような印象を受けます。

湯口からは時折間欠泉の様に勢いよくお湯が噴出されます。
こちらはやはり外気に触れていることもあり、内湯より入りやすい感じはするのですが
香りが明らかに内湯とは異なるといったところでしょうか。
分りやすく例えるならば、かつての津軽湯ノ沢「なりや旅館」の第2浴場を思い起こさせる
あの香りにかなり近いものがあると思います。
あまりにも懐かしい香りと雪見露天がまた素晴らしい風情を演出してくれましたね。

お次はチェックイン時に予約して貸切風呂を簡単に紹介したいと思います。
口開けでチェックインしたわけですが、既に数組の方が予約をされておりましたので
夜間の予約になってしまった為、画像はあまり鮮明ではございませんm(u_u)m
※個人的には明るい時間帯に予約するのをおススメしますよ~。

貸切風呂は本館2Fからさらに奥まった場所へ進むことになります。
この際に見応えのある日景温泉歴史資料館や、卓球場(日景といったらやっぱこれも大事!)
を通り抜け2つある露天浴室へ。


最初に利用したのが「あんべいい湯っこ」の浴室で、脱衣場と小ぶりな露天浴槽の造り。
サイズは大人2人サイズのもので日景温泉2号泉を利用し、若干の加水かけ流し。
真冬の夜の利用でしたので出たり入ったりを繰り返し、もう一つの貸切湯へ。



こちらは「うるげる湯っこ」
暗い画像しかありませんので分かり難いですが、あんべいい湯っこの倍はあるサイズ。
解放感もこちらの方が上でしょうか!
じっくりと温まった後は、目の前に積もった雪へダイブ(雪国育ちあるあるw)
日景温泉の浴室は宿泊しないと全ての浴室には入れませんので、今回は宿泊してみましたけども
結論を言ってしまうと「泊まって良かった!」の一言に尽きると思います。
願わくはさらに別源泉を利用している特別室に泊まってみたいものですけれども
それは宝くじでも当たったら考えたいと思います(^^;)
お次は日景温泉編ラストの朝食編に続きますよん!

日景温泉
住所 秋田県大館市長走37
電話 0186-51-2011
泉質
含硫黄(硫化水素型)-ナトリウム-塩化物泉(1.3号混合泉)
含硫黄(硫化水素型)・二酸化炭素-ナトリウム-塩化物泉(2号泉)
料金 600円※日帰り入浴(2020年12月宿泊利用しました)
営業時間 10:00~15:00※日帰り入浴


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